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K15PJT-長崎らしい土地にて-

  • 執筆者の写真: BP01
    BP01
  • 2017年12月1日
  • 読了時間: 2分

更新日:2019年6月27日


ふと見上げると急な斜面に段々に重なる家々。どうやって作ったんだろう。 よくこんなところに家が建つものだな。そんな長崎の街の家たち。 「K-house」はそんな長崎っぽい立地にあります。

長崎らしい土地にいかに楽しくこだわりの家づくりを行うか。

平面的にプランを考えず立体的(層)に考えることで、段差のある狭小地を面白くプランニングしました。


家に突き刺さるような駐車場を通り、玄関を入るとそこが2階。廊下を抜けるとダイニングキッチンがあります。 ダイニングと反対側のリビングスペースは、隣接建物を視界から省くためにあえて2階より一段上げてあります。


風景を活かす解放感のある窓と高い天井高により、実際の面積より広く感じさせる工夫も。リビングの下にできたスペースは、畳を敷いて収納兼くつろぎスペースに。



家族団欒を意識して温かみのある色合いの2階に対して、個室として使用する落ち着いた色合いの1階。天井の色を暗めにして高く見せる色合いとなっています。

窓を小さくすることで防犯性の向上とプライバシーも両立。


各階をつなぐ階段はガンブルー塗装。ガンブルーとは元々拳銃などに塗って事前に化学反応で黒サビにして赤さびが出ないようにする塗装方法で、渋めのアクセントになっています。


ルーフバルコニーからの眺めは、坂の街長崎ならではの長崎港を眼下に望むビューポイント。花火大会の花火も同じ高さの目線で楽しめます。




わずか15坪の土地に、こだわりと工夫がたくさん詰まったおうちが出来ました。


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