『空間創り』をプロデュースする、ということ。
私が「建築とは?」と聞かれた場合、答え方の一つがこれです。
今回はこの『空間創り』の作業の一部(BLUEPRINTでの設計の仕事)についてふれてみたいと思います。
まずBLUEPRINTに建築の依頼があった際、デザイナーがお客様とお会いし、要望や好みライフスタイルなどをヒアリングをします。
このヒアリング内容を元に設計の提案資料や図面を用意していくのが『空間創り』の骨組みとなり、
これこそが我々設計メンバーの作業工程となります。
作業工程は模型作りや詳細な図面化などいくつかに細分化していきますが、
私は主に図面化の工程を担当しています。
こちらは検討段階のスケッチのラフ図です。ごく一部としてご紹介します。
このようなスケッチから検討を重ねていく中で、より具体的なスケッチやパースが増えていきます。
デザイナーのスケッチを元に、社内検討を重ねてから図面化を進めていきます。
そこで重要になってくるのが、デザイナーの画から意図を読み取ることです。
ここが一番の図面化の面白いところであり、醍醐味かなと思うところでもあり、
『空間創り』に携わっていると実感するところです。
あいにく詳細図の公開はできませんが、このような感じで、設計業務は進んでいきます。
こういった細やかなでこだわり抜いた設計デザインが、
BLUEPRINTの空間を、住宅を、創り上げています。
設計業務は、デザイナー筆頭に建築を通して依頼者側に最適解を提案していくので、
このような工程は、空間創りのカウンセリング、とも言えますね。
Assistant architect Kumagawa
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