長崎市内にて計画してきた「丘の上の小さな教会」プロジェクト。
※写真は、プレゼン時に使用したスケッチです。
中断期間も含め2年近くの設計期間をのりこえて、いよいよ今月(2021.01)解体工事より着工を迎えます。 この教会は、50年前に当時の教会員のみなさんの努力により完成した、小さな木造平屋の教会で、その建て替えプロジェクトに、私どもBLUEPRINTのデザインチームが関わらせて頂くことになりました。
プロテスタントの教会ということで、シンプルに家庭的な集いの場となるように、これまで牧師さんと教会員数名で構成された建築委員会のみなさんと打合せを何度も重ねてきました。打合せの過程で、話題は本質的な部分へも発展し、「何のために祈るのか」「十字架の存在とは」といったことも時には共有しながら、目指すべき教会像が見えてきました。
今回の計画では、礼拝堂に併設して牧師館も設置しているのですが、規模が大きくないため建築確認申請上は「礼拝堂付き住宅」という扱いになりました。
教会員のみなさんが集う住宅であり、地域に開かれた場所、そして、故郷の実家に戻ってきたような居心地の良さを感じることができる建物になればと考えています。
今後の続報にも、ご期待ください。
by designer Matsumoto
Comments