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2017 09 September
私の住宅デザインメソッド~第8回:「男気スイッチ」を探してみる!~

今回は「男気スイッチ」を探してみる! についてです。
ここでいうスイッチとは写真(上)のように、本物のスイッチではありません…

住宅をつくり上げることに関わる「現場マンたちの心意気」のことを、いつからか、私は「男気スイッチ」と呼ぶようになりました(笑)


写真は、今年7月に完成した「K15プロジェクト」と題した、長崎港を見下ろす狭小斜面地に建つユニークなスキップフロアを持つ住宅の外観(夜景)写真です。

外壁素材には、ガルバリウム鋼板を横張で使用しています。一見すると、施工的難易度が高いようには思えませんが、実は既存道路敷擁壁とのクリアランスが200mmあるかないか(もちろん足場すら設置できない)という過酷な状況の中で、継ぎ目のない特寸長尺仕様で製作された外壁素材を職人さん5人がかりで内側から施工していった事例です。

協力業者説明会や現場協議の中で、「施工出来ない」だとか「やったことがない」といった意見も飛び出すほどでしたが、最終的には「やったことがないのであれば、やってみよう!」という担当現場監督の熱意が職方さんにも通じたのでした。


同様に、現場マンの心意気を感じる点は、内部にも散見されます。

写真は、2階から1階へ降りる階段部分の床開口を、あえてアールをつけた事例です。床のアール曲線に呼応するように手すりもアール加工になっています。
この手摺にもアンティークなダメージング加工が施されており、適度に存在感を醸し出しています。

デザイナーと現場監督との戦いは、まだまだ終わりません。床の厚みがあたかも40mmに見えるような仕上げをしてみたりと、マニアックな遊び心も実現したのでした。
これらは、ほんの一例ですが、デザイナー・建築士・コーディネーター・現場監督がチームを組んでひとつひとつの住宅に向かい合うBLUE PRINTのスタイルは、設計・施工の良さを追求していく一つのスタイルになりうるかもしれませんね。
そこには、建築主の想いを超えるくらいの「現場マンたちの心意気」があることにほかなりません!だからこそ、日々「男気スイッチ」を探してみる!必要がありそうです~

熱い想いで、暑さを吹き飛ばせ~

ということで、また次回をお楽しみに!

 

Matsumoto

 

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